ピタットハウス岡山店 artplanning ブログ
不動産業おける人材育成シンポジウム(2)
引き続きシンポジウムになります。
「不動産業は(人)が財産!人を活かす人材教育とは?」
がテーマです。
なんと・・・IREM-JAPANメンバーの坂部CPMもパネリストとして登場です。
明海大学不動産学部の坂本先生をはじめ、消費者の声を代表してハウジング・ジャーナリストの河名様
など。。。。
さまざまな意見を聞きたいと思う。
まずはじめは、社内研修や教育について
会社では不動産の専門知識や各種法令改正の研修を月に一度程度が普通である。
また、取引主任者取得に向けた研修も行われているが業界として統一された研修プログラムや各スキル別の研修・勉強などのプログラムも今後は必要となりそうだ。
お客様は、不動産会社の社員は全員宅建を取得していると思っています。
業界内では5人に1人ルールが定着しているようだが、消費者はそんなことは思っていない。賃貸であっても自分の担当者は宅建を持っている。持っていないと不動産会社には就職できないぐらいに考えているのです。消費者の期待を裏切るようなことは業界全体で改善していく必要性がある。などの意見が出された。
また、業界のイメージとしては、怖い、営業がしつこそう、ベンツにロレックス、お店に入りにくいなど業界の抱える課題は大きい。
またそれに連動して、就職したい業種では30業種中21位であるという。
残業が多そう、怖い人が上司、ノルマがきつそう、具体的な仕事の内容が想像できないなどなどで、相当業界に対するイメージは低い。
しかし、誰も住家がない人はいない、社会システムの中で最も重要な住をつかさどる業界にしてはなさけない結果である。
今後は各種業界団体、国土交通省を挙げて、イメージアップを図るべきである。
たとえばCMやトレンディードラマの主人公が不動産営業マンとか??
消費者の調査や業界調査によると、いい不動産会社とはどんな会社?また悪い不動産業者とは?の両方の問いの結果、不動産業者は大きく三つに分かれるということがわかった。
よい会社と、悪くない会社、悪い会社である。
よい会社の一番は、マナーがいいである。また悪い会社ではマナーが悪いである。
消費者は専門知識も必要と感じてはいるが、それ以上に接客社員のマナーが一番であるという結果です。
となると、いい社員とは??
接客マナーや常識をわきまえた上、説得力のある話が出来る。
説得力がある話をする為には・・・・・
1、自分が不動産のマーケットを作っているという自覚があり、理解できている。
2、自分のレベルや自分の営業エリアなど、自分を知っている。
3、その街を知っている。歴史や文化、将来のことなど。
また、いい幹部社員とは??
会社のビジネス展開を考える社員。
自分の会社を第三者的に外から見た目線で判断でき、いったい自分達は何をしているのか?
を語れる人。
世代間ギャップについては・・・・
今の20代の人たちは、今の40~50才の社員や上司がやってときたことが、理解できない。
物心付いた頃には携帯電話が普及していて、ITもある。
しかし、40~50才の人たちの・・・・・
「足で稼げ!!」や「お客様は神様!!」「得意客に定期訪問して、様子を伺え!!」
などの考えは、まったく理解できない。時代認識を共有するところから始めるべきなのです。
新入社員にITを担当させている会社が多くある。それは・・・・
おじさんよりよく知っていて、打ち込みが早いから、それだけの理由のようです。
しかし、新入社員はそんなことをする為に入社したのではない。
たしかに、不動産業は情報の鮮度は大切です。
なぜ?ITが重要で、あくまでも情報発信で、最後は、お客様との直接のコミュニケーションが大切なので、お客様に会う。そういうことが理解できていて、ITをするならいいが・・・・
ほとんどの会社は、そんな教育はしていない。一日中、パソコンの前に座って、あたかも、仕事をしたような気になっている。大間違いです。
パソコンはお部屋を借りてくれない。お客様がお部屋を借りるのです。
ポイントは、「会社の水準より高い社員は出ない」ということであります。
社員全員の毎日の取り組みでしかないのでしょう。
次に重要な要素としては・・・・・
お客様を知るということ。
なぜ?お客様が怒っているのか?
今、このお客様は、何が欲しいのか?
なぜ?引っ越すのか?
どうして、当社に来たのか?
どのくらいの予算なのか?
総括で・・・・・・・・・
この人は何が言いたくて、何を、どうしたいのか?
コミュニケーション能力が著しく欠落している、今の若い人は、こういったことから、指導教育すべきでしょう。
女性の職場での活躍について・・・・
はっきりと、申しまして、最近の大学生は女性のほうがはるかに能力が高い。
女性を職場内で戦力として、第一線で活躍していただけるような、職場環境の整備を急ぐべきです。
男は、ダメ!!語る価値なし!!
そのためには、女性は人生に大きな三つの壁がある。
結婚、出産、介護であります。
どれも、やらせなければいい!!そんな問題ではなく、それぞれが両立可能な職場環境の整備をするということです。
しかし、どんどん休んでいては、会社は倒産します。
しかし・・・・女性の仕事に対する意識は、お金ではない、とアンケート結果は出しています。
女性の仕事感は、形容詞です。
楽しい、おもしろい、うきうき、どきどき、きもちいい、すっきり、そんな言葉で表されています。
女性の活用のヒントとしては、業務のチーム制です。仕事をペアやチームでこなし、それぞれの家事や育児の都合をそのチームで助け合う。そんな感じではないでしょうか。
そして、いい会社とは??
1、理念やビジョンがはっきりしている
2、多種多様な人材を活用する場を作ることができる
3、日常の現場の仕事を精査し整備できている
この三点がおおきなポイントでしょう。
最後に、消費者は私たち不動産業者に何を求めているのか?
それも、データーで答えは出ています。
気持ちよく話がしたい。私のことをわかって欲しい。
ということに尽きます。それを望んでいます。
消費者は自分の将来の生活を目の前の営業のその人に任せていいのか?
ほんとうに大丈夫なのか?それを考えているのです。
物件が、高いとかどうこうは、ITで自分で考えています。
しかし、業者側は、そこに気付いていない。
最後に、学生時代に教えていくこと
インターンシップなどを導入して、学生時に不動産業に従事していただき、面白さや魅力を知ってもらうことではないか。
また大学(明海大学不動産学部)では今、学生に、「公」(おおやけ)ということを教えています。
友達や家族とは話が出来ても、年上の人やお客様とも同じような話し方をする。
また、文章も、自分の携帯メールのような文章を平気で大学の教授に送ってくる。
友達とは違う、世の中には「公」がある。ということを教えています。
なかなか、出来ないが・・・・・・・
この原因は、「ゆとり教育」の初等教育(小中学校)の失敗です。
「ゆとり教育」では、自分の意見を言うようにしましょうが最大のテーマでした。
その結果・・・・・・・子供たちは・・・・・・・
自分の意見を言ったら、その通りになる。と勘違いしてしまったようです。
言葉を変えると、「わがまま」ということ。
自分の考えもいい。人の意見も聴き、その中で考えて、自分の意見を総括していく。
それが、真の姿で、初等教育の失敗は今後企業に大きく、そのつけがのしかかってくることになる。
そして、業界は、不動産業の魅力をしっかり伝えていくことが、今後の課題でしょう。
といった、シンポジュウムでした。
いい内容で、私自身の考え方も、この話を聞きながら、よくまとまってきたように思いました。
おしまい!!
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