ピタットハウス岡山店 artplanning ブログ

不動産市場形成の要因

一般住宅や分譲の市場は別として、収益物件でのここ数年の不動産市場形成の要因についていくつかのポイントをまとめてみようと思います。

始めはバブル崩壊後の不良債権処理による、不動産市場の形成は、不動産のハード的要因とか、需給のバランスとかで市場が形成されたのではなく、金融の歪で不動産市場が整理され、過剰な借り入れ、過剰融資による不良債権の処理で不動産が金融的に処理され、とにかく不動産を所有することはリスクだ!!と一斉に売却、金融市場の影響で不動産市場が形成されていたといっていい。このときの不動産の持っている収益力は今もさほどの変化はないように思う。なぜなら賃料は大暴落、急上昇していないからだ。

その処理が一巡し数年前からは、今度はこの収益力に問題が出始めている。物件を運営する管理者やオーナーにその不動産の持っている実力の収益を上げることのできないオーナーは、やむなくビルを売却し始めている。老朽化したビルの運営経費増大やリーシング能力のない管理者による空室の増加、またオーナーの高齢化によるものも売却理由にあると思われる。これも物件の持っている潜在的な収益力の低下によるものではなく、運営する者つまり人的要因によると考えます。その不動産は運営能力のあるオーナーの所有に代わり、潜在能力を発揮し収益を上げている。最近はこのような市場形成がされているように感じます。

今後の市場形成の要因の予測は・・・・・・・
「本物志向」「市場の成熟化」「顧客ニーズの多様化」などを考えても、優良な物件への買い替えの市場形成が始まってくると予測されます。耐震偽装問題も後を絶ちません、またアスベストを初めとした健康問題、高齢者の安心安全でゆとりある生活、などの理由によって優良な建物が収益力を持つ時代が来ると考えます。優良な建物は建築コストがかかり、決して高利回りではないでしょう、しかし不良な物件は、どんどん空室が増加して、まったく収益がなくなっていくのです。利回りどころではないのです。

本来レジデンシャル(居住系賃貸物件)の目的は、「安全で快適な居住空間の提供」なはずです。
そのような物件を提供していくことが、次の不動産市場形成の中での、覇者となりえると考えます。
優良な居住系賃貸物件とはどんなものか??新たな挑戦の始まりでしょう。

2 24, 2007(土)